2015年10月20日火曜日

大黒柱ツアー@10.18


皆様こんにちは。立川営業所のポンコツ・・・ではなく、花田です。

斉藤先輩よりバトンが回ってまいりましたので、ツアーの様子をお届けいたします。
私は古河林業の入社して2年目で、大黒柱ツアーに行くのも今回が2回目です!



当社の林業所は国内に三か所ありますが、今回ツアーへ行ったのは宮城県刈田郡七ヶ宿町にある自社林です。
広さはなんと1521.14ヘクタール!ちなみに1ヘクタール=3025坪ですので、と思い計算しようと思いましたが大変な数字になってしまいました…ベタに東京ドームで換算すると、およそ323個分にもなります。


難しい計算は置いといて、大黒柱ツアーは白石蔵王駅から始まります。ここからは林業所の小山所長にご案内頂きます。

駅に着いたらすぐに山へGO!と言いたいところですが、腹が減っては戦はできぬ、というわけでツアー恒例のお蕎麦屋さんで早めの昼食です。


今回はこちらの「吉野屋」さんにて。今は新そばのシーズンなのです。



七ヶ宿という地名は「街道沿いに7つの宿場があった」ことから由来しています。
吉野屋さんは七ヶ宿街道の滑津(なめつ)にあります。



待ってました新そば!興奮していたせいか写真の構図が微妙・・・



本日の天ぷらはえごま、菊、ごぼう等に加えて真ん中に写っているのがアケビの皮!
地元の方は実の部分よりも皮を好んで食べるそうで、独特の苦みがクセになりそうです。



大盛り天ぷらと蕎麦を頂き、山へと向かう途中で立ち寄ったのが滑津大滝。





どーーーーーーんとマイナスイオン。


川沿いではお施主様の息子さんがタッパー持参でコケ採集に励んでおりました。

川魚の種類にも詳しく、将来は植物学者や生態系を学ぶ道に進むんだろうなぁ・・・と
学生時代理系科目に苦しんだ私はついつい感心してしまいました。



寄り道をしたのち、ついに大黒柱の伐採へ向かいます。

車内からの道中の様子をご覧いただければ、ここがいかに山奥かということがわかって頂けるかと思います。もちろん携帯やポケットWi-fiも圏外です。


結構揺れます。自分で運転する自信はありません・・・。



この日は珍しく気温が高かったのですが、山へ入ると急に空気が澄んできます。
向こうから熊が走ってきそう・・・




当初の予定は丸7寸だったのですが、小山所長のおすすめで急きょ8寸へと変更になりました(笑)


今回ご参加いただいたお客様は、恥ずかしいから写真はNGとのことでしたので、
小山所長の勇姿をお届けいたします

目当ての木を発見、いざ!


この後、お客様にはくさびを打ち込んで頂き、ばっちり写真も撮りました!
今回の木はとっても素直だったらしく、ご主人が2発、息子さんが2発打ち込んだところで・・・




メキメキメキメキという地鳴りのような音とともに







倒れましたー!!伐採完了です。



切り口の断面がキレイですね~


お客様には、丸太をスライスした鍋敷きをお土産にお持ち帰り頂きました。
自分もちょっと欲しかったのはここだけの秘密です。



帰り道、いかにもな林道があったので一枚。



山の神にもお参りしてきました!



こちらは蔵王山を望める長老湖畔。
湖面に映る山影が素敵です。




蔵王はこれからが紅葉のシーズンです。
観光客の方もたくさんいらっしゃいました。



なんだかアニメに出てきそうな風景。



そして最後に少しだけですが、蔵王キツネ村にも立ち寄りました。

私事で恐縮ですが、いつか一眼を持ってここに来てみたかったのです。



入ってすぐの感想「ケモノくさい・・・」




だがしかし!!!寝顔がかわいい!!!
キツネは夜行性なので、日中はだらけているキツネさんが多いのです。



この子もウトウトしてます。



放し飼いのエリアでは、このぐらいの距離で何頭ものキツネが歩いています。
ただ残念がら、噛まれてしまうので触るのはNGです。







のびーーーーーーーーーー





本当にそこら中、キツネだらけ。



ネットでも話題になりつつあるスポットであり、外国からの観光客も増えてきているとか。
大黒柱ツアーのグローバル化も近い将来に実現するかもしれません。




今回は日帰りツアーでしたので、白石蔵王駅に到着してこの度の大黒柱ツアーは終了です。
お客様からも「とてもいい思い出になりました!」と言って頂けて、私も非常にうれしく思います。
早く現場におさまった姿が見たくなりますね。


さて、足早のレポートになりましたが、大黒柱ツアーの雰囲気を感じて頂けましたでしょうか?
これから本格的に冬が近づいてくると蔵王にも雪が降り、ツアーはしばらくの間お休みとなってしまいます。

またツアーに行くことができたら更新します!
それまではFacebookにて小ネタを投稿していこうかと考えておりますので、今後ともポンコツもとい花田をよろしくお願いします。











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